一般団員として、操法訓練の応援は退屈?
操法訓練の季節になってきましたね!
消防団員として訓練の応援を楽しめていますか?
応援といっても、ただの雑用みたいなものなんですよね…。
ホースを何度も何度も巻いてあげたり、選手が怪我しないように掃除や照明の準備をしてあげたり、訓練用の水を準備したり。
仕事が終わって、やっとあなたの自由な時間のはずなのに本当にご苦労様です。
消防団によって違いがあるでしょうが、2時間・3時間の訓練時間中にずっと雑用で飽きてるのでは。
私が所属していた分団は、20日間の訓練日で2.5時間の訓練時間でした。
(選手の自主練習は除く。)
「退屈」は疲れるよね
仕事でも同じなんですが、単純作業って飽きるし時間の流れが遅いんですよね。
こういうときって時計を見てはいけないんですよね、うわっまだ10分しか経ってない…。
分かっているけど、見てしまうんです。しょうがない。
ホースを巻く回数がすごく多い時はもちろん疲れますが、あまりやることがなくても、ずっと立ってるから意外と疲れるんですよね。
選手や自動車班員にいったら怒るだろうけど。
うん、見てるだけでも退屈さを感じたら疲れる。そういうものなんだよ、しょーがない。
そこで、退屈に感じないためにはどうすべきか?
分団長・選手・指導員・一般団員の視点すべてを経験した私から解説します。
まずは自分のための目標を持つ!
いきなりハードル上げてみました。笑
でも勘違いしないでくださいね、モチベーションやスキルアップの話しなどではありません。
目標とは、訓練後や明日のあなたのことを考えることです。
訓練時間をどうやってやり過ごす頑張るか?あなたには2つの道があります。
1.楽そうな場所を受け持ち、体力温存。
2.最もホースを巻く機会が多いところを受け持つ。3.訓練をさぼる。訓練の途中で消える。
いいですか、あなたが選ぶべき選択肢は2択です。
3番を選ぶときは、納得させれる理由か相応の覚悟が必要になりますよー。
寝食を共にした愛犬が死んだというメールがきた時なんか、すっ飛んで帰りたいのを我慢して涙目で号令かけてましたもん…。
3番は「いざ!」のときのために、無闇に使わない方がいいし、癖になりますよ。
1.楽そうな場所を受け持ち、体力温存。
訓練後に彼女と会う予定があったり、明日の仕事が体力勝負になることが分かっている場合などは、できるだけ体力温存したいものです。
彼女を求めすぎて怒られる私のような人は、ライフゲージが1残ってれば十分です。
体力温存をしてはいけません。笑
では、楽そうな場所とはどこか?
ポンプ車操法だったら、1線目・2線目の第2結合部から2〜3mくらい火点方向ですね。
詳しい説明はしませんが、次の訓練時に意識してみてみると気付きますよ。
特に訓練期間の前半〜中盤までは2線目の第2結合部をオススメします。
これで明日の仕事に疲れを残さなくてよくなりますね!
しかし、ベテランの団員さんはよくわかってるので争奪戦になるでしょうが頑張ってください。
訓練後に食事と入浴した後、彼女とヤルにはやはり体力がいりますから。
ちなみに我が分団には、一晩で9回して翌日の訓練で股関節を痛めてドクターストップされた見た目からまさにサル…性欲の暴君がいました。
代わりの選手が私だった話しはまたの機会で…。
2.最もホースを巻く機会が多いところを受け持つ。
なぜ、楽をせずに修羅の道を歩むのか?
意味わかんないですよね、ドMなのかと。笑
でも意外と賢い選択だったりするんですよ。
まず時間が経つのが早い。
趣味でも仕事でも没頭して作業をしてる時って時間が経つのが早いですよね。
「えっ、もう2時間経ったの?」。これを狙おうって作戦です。
デメリットは、はっきり言って疲れるんですよね。
なので、体力と引き換えに全力で時間を流したいとき意外は避けたくなる方法でしょう。
でもね、選手・指導員・3役はよく見てるんですよ。
率先して訓練のために、積極的に協力をしてくれている団員達のことを。
結局のところ選手が頑張れるのは、大切な時間を削られて文句の一つも言いたい中で協力してくれてるあなたのおかげですから。
面と向かっては言われないでしょうが、選手間や3役で「○○班の○君はがんばってくれてるよね。」みたいな会話をよくするものなんですよ。
もちろん逆バージョンもあります。笑
良くも悪くも極端な人が目立つのは当然ですよね。
まとめ
操法訓練の応援が退屈かどうかは、あなた次第です。
確かに、大切な家族との時間や持ち帰ってる仕事もあることでしょう。
ボランティア活動だから、やりたい人だけでやれば?
選手なんて、いい年して走らされて怒られてよくやるよ…。
こう考えるのが普通かもしれません。
しかし役割は違っても、同じ場所で同じ時間を共有しているんですよね。
そしてその時間は退屈であろうと、誰かのために少しがんばってあげようと同じ時間なんです。
どうせ同じ時間ならがんばるべき!というつもりはありません。
誰かのためにがんばっても必ず見返りが来るわけではないから。
でも、名前も知らなかった者同士が知り合い、更に繋がっていくきっかけには常になっているものなんです。
あとはあなたがどのような意識を持つか。ただ、それだけ。